心ひだひだ             室井滋 著


ムロイさんのエッセイは、けっこう好きで何冊か読んでますが、これはちょっと変わった趣向で面白かったです。
ひとつひとつのエッセイの始めに、心理テストが載ってて、その設問や答えを題材にしたお話が書かれているのです。
もちろんムロイさんの「答え」もあるので、彼女はこんなことを思い、こんな風に物事をとらえるんだな〜ということが見えてきます。
自分やお友達の答えと照らし合わせながら読むのも、また面白い。
「心のひだひだ」を見せるようで恥ずかしい、と前書きに書いてありますが・・・いつもながら興味深い話で、楽しかったです。
あとがきまで心理テストで締めくくってあって、でもついつい、やってしまう・・・。

心理テストは「好感度」「周囲に与える印象」「恋愛観」などのほかに、「どれだけ美しさを保てるか」「自分につくうそ」「時間の感覚」などなど・・・

時々、懐かしい言い回しや方言が出てくるのも、惹かれる理由のひとつかもしれません(出身が同じなので)
いい意味で肩の力の抜けた、リラックスした文章を読んでいると、不思議と落ち着き、前向きな気持ちになれるのです。

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