私の妊娠、出産の思い出



○次女のとき○




++妊娠中++


母子ともに順調な経過でした。
ふたりめということもあってか、新しく育児雑誌を買うってこともなく、せいぜい上の子の時に買った「初めての妊娠・出産」というのを読み返しただけ。
長女が保育園に行きはじめたところだったので、実家には帰らずに産もう、と考えてました。

そうはいうものの6,7ヶ月に入った頃から 実家に帰ろうかどうしようかすごく悩みました。
ちょうど 同居している姑も体調をくずしがちだったのもあって、自分も不安になり精神的に不安定になっているのを自覚してました。
決定的だったのは、春先に私が風邪をひいて起き上がれなくなったとき。
ダンナはもちろん仕事があるので、上の子の世話やら食事の仕度やらお姑さんにお願いしました。
そしたら いきなり「しなくてはならないこと」で頭がいっぱいになってしまったお姑さんが パニックおこして具合悪くしちゃって・・・
結局 ダンナに仕事を休んでもらったり、大変な騒ぎになってしまいました。
そんなことがあってから ますます不安感が強くなって、思い切って里帰り出産することにしたのです。

6月半ばから9月のはじめまで、里帰りしました。もちろん長女も一緒です。
それまで通っていた病院の先生に 紹介状を書いてもらって、実家の母に産婦人科に予約を入れてもらいました。
長女の時は 県立の総合病院にしたんですが、今回は。
友人から「食事もおいしいし、看護婦さんも親切だよ〜」と、評判のよかった個人病院にしました。
実家からも近くて(車で10〜15分程)通いやすかったし。
総合病院じゃないので、ほとんど妊婦さんばかりだし、それまで通っていた病院の待ち時間を考えればとってもラクでした
ほとんど半日拘束されていたもんなあ。

長女の時の出産が とっても早かったので、今回ふたりめも早くお産が進むかもしれないな、と漠然と考えていました
予定日(8月1日)より早く産まれるんじゃないかな、と

なので、7月25日に「おしるし」があったときは、やっぱり〜♪とうれしくなってパパに電話で報告しました。
ところが、その後一向に音沙汰なし。
どうなっちゃったんでしょう。




+++出産+++


7月30日 妊婦健診。
赤ちゃんの頭はもう骨盤の中にはいっていて、いつお産になってもOK状態なのに・・・・ちっとも陣痛がこない。

7月31日 再度妊婦健診。
朝一番に産院へ行って、先生に子宮を刺激してもらう。
まだ子宮がかたいらしい。
でも、刺激を与えることで陣痛がくるかもしれない、と言われて ちょっとドキドキ。いよいよか。
体を動かした方がいいかな、ということで、長女を連れてご近所を散歩。
陣痛の「じ」も感じないまま夜。

富山の夏は暑いです。湿度も高くてかなり 蒸し暑い。不快。
それで、2階にある妹の部屋(クーラーがついてる)に転がり込んで、妹と私と長女の3人で寝てました。
その晩も暑くて、タオルケットをはねのけるようにして寝ていて、ふと夜中におなかの痛みを感じて目が覚めました。
クーラーで体が冷えすぎたせいかも・・・と、トイレに行ってみたり 時間を計ってみたり。
夜中に電話して「寝冷えです」なんて言われたら恥ずかしいよね〜と考えてました。

夜中1時半。不規則ながらも定期的に痛みを感じるようになって「ああ、陣痛だったんだ」
2時過ぎ。一応、病院に電話をいれる。
朝まで待てるかな、とも思ったけれど、先生からは陣痛がきたらすぐに来るように、と言われていたので。
案の定、すぐに来てください、とのこと。
2時半頃、母に車で送ってもらって病院に到着しました。

待機室のベッドに横になったけれど、痛みに顔がゆがむ。
5分間隔からなかなか縮まってくれない。子宮口も3センチしか開いていない。
痛みのない時には7〜8センチも開くのに、痛み出すと固くなってしまうらしい。
母は、しばらく様子を見ていたが、家の事もあるので1時間ほどいて帰っていった。
隣のベッドには先客がいて、明け方分娩室へ。いってらッしゃ〜いとお見送り。
そのまま夜が明けて、朝食を運んでもらう。
わー、コーヒーがついてる〜♪痛みの合間をぬうように、食べられそうなものを食べる。おいしいよ〜。
その頃には 耐えがたい痛みになっていて、痛くなると箸をもつこともできない。
助産婦さんが時々、腰をさすってくれると少し楽になった。

8月1日。朝9時頃、妹が上の子を連れて様子を身に来てくれた。
「じゃ、ちょっと内診してみますから、ご家族の方は外でお待ちくださいね」と言われて内診。
そのまま、分娩室に移動していよいよ出産!

あれよあれよとお産はすすみ、9時28分生まれました!2818グラムの女の子でした!

破水する時に、羊水が勢いよく、それこそ噴水のように飛び出して、助産婦さんと先生にぶっかけてしまった(恥)
痛かったよ〜。今回はだいぶ呼吸法はできていたと思う。
ただ、力を入れる方向がちょっとズレて、腰を浮いてしまって何度も注意されたけども。
赤んぼは、この世に生まれ出たと同時に高らかに産声をあげました。
ああ、元気だ〜。よかったよ〜。
おっぱいに吸い付くのもとっても上手。
かわいい重みを抱っこして、幸せを感じる。
ちょうど予定日に生まれたんだなあ。なんだか不思議。

やっぱり後腹が痛い。冷汗が出て、陣痛並の痛さを感じる。
とうとう痛み止めをもらって飲んだ。




+++入院中+++


8月2日。授乳開始。おっぱいに吸い付いて、すっごくかわいい♪
はじめての母乳はなんと2グラム(*^^*)
夜、パパが到着。久し振りだね(笑)

8月3日。おっぱいが出始めた。
18グラム飲んでくれました。微々たる量だけど、すごく幸せを感じる瞬間です。
今日からシャワー浴の許可がでて、うれしい。

名前を決めました。Mではじまる名前。
太陽にきらめく夏の海のように、笑顔の輝く素敵な女の子になってほしい、と願いを込めて。

8月4日。縫合した傷が痛くて眠れない。明日の抜糸までの辛抱だ。
おっぱいは順調に出るようになって、ミルクを足さなくてもよくなった。すごいぞ〜

8月5日。診察の後、抜糸。
待ちに待った処置だったけど、これがまた痛い!
先生には笑われたけど、痛かったんですよぅ(泣)
悪露がまだ多いので、退院は7日ということに。
貧血が治っていてよかった。
病院にいると楽だし、食事もすっごくおいしいけど、やっぱり退屈。
早く退院して家に帰りたい。
夕方、友達が子供を連れてお見舞いに来てくれて嬉しかった。

8月6日。パパは今朝帰った。
今度会えるのは 9月だね。道中、気をつけてね

8月7日。退院。
上の子のときに使っていたチャイルドシートは台座を取ってしまったので、座席に対して後ろ向きにつけられない。
それで、新たにべビーシートを購入。
7ヶ月くらいまで乗せられるもので、そのままベビーキャリーとしても使えるものでした。
・・・・・うちの子にはそれより早くからキツくなってしまいましたが(笑)


9月5日の1ヶ月健診を受けてから、丸二日かけて車で岩手に帰ってきました。

おわり



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