ミクロハイク

---虫メガネと糸をつかって、足元に広がるミクロの世界を探検しよう---

普段なにげなく見ている自然を、少し見方を変えることで、まったく別の世界に変えてしまう活動です。
どこにでもある空き地や原っぱにも、たくさんの生き物たちが住んでいます。
でも ここの生き物たちは あまり私たちの目につきません。なぜなら彼らはとっても小さいから・・・
この生き物たちに会いに行くには、私たちが小さくならないとね。
虫メガネを使って、小さくなって、ミクロの世界に出掛けてみようじゃありませんか。
子供たちなら、きっとじょうずに「面白いもの」を見つけられるでしょう。


  <用意する物>

 虫めがね(人数分)、1mほどの糸(人数分)

  < やり方 >

 ・ 糸を地面の上におきます
 ・ 腹ばいになって地面に顔を近づけて、虫めがねで糸の端を見ましょう。
 ・ 糸の周辺に何か動くものや面白い物がないか、探しながらゆっくりと前に進みます。
 
注意! 虫めがねで太陽を見たり、ものを焼いたりしないでください。
      炎天下でのゲームは避けましょう


宝さがし

---木の実や鳥の羽など、すてきな森の宝物を見つけよう---

「宝ものリスト」を見ながら、宝ものを集めます。
森の中にある様々なものを「大切な森の宝もの」として集めながら、匂いや手触りなどの 五感を働かせる活動です。

  <用意する物>

 バンダナ(人数分)、「宝ものリスト」カード(人数分)

  < やり方 >

 ・ 宝ものリストと宝ものを入れるバンダナを用意します。
 ・ 「宝ものリスト」をいっしょに読みながら、それぞれどんなものかを説明します。
 ・ バンダナの端をしばって袋を作ります。
 ・ 始まりの合図の後、周辺に散らばって宝さがしをします。
 ・ 終わりの合図の後、集めたものをひとつひとつ紹介しあいます。
 ・ すべて、森の中で役に立っている事を確認して、元の場所に返しましょう。

 ※ 持ち帰れない宝についても話してもらうといいですね。
 
注意!  ガラスなどの危険物を拾わないようにしましょう
      あらかじめ、探す範囲や時間を決めておきましょう。迷子がでる危険があります。 


サイレントウォーク

---自然の中で「言葉」を使わずに、自分の感じた事をお互いに伝え合います---

おしゃべりをしないということには、二つの大事な意味があります。
ひとつは、生き物たちを驚かさずにじっくり見る事ができるという点、もうひとつは、静かに歩く事でまわりの自然の変化に敏感になれる点です。
自分がおしゃべりをしていると、どうしても周囲の微妙な変化を見逃しがちです。
このような状態で、自然の様々な姿に気づき、それをお互いに分かち合おう、というのがこのゲームのねらいです。

  <用意する物>

 ロープ1、2本

  < やり方 >

 ・ スタートとゴール地点を決めます。(ロープをまたいだ地点、とするとわかりやすいです)
 ・ ペアかまたは数人のグループにわかれます。
 ・ はじめに、ゲームのルールをしっかり説明してあげましょう。
  ア. スタートからゴールの間は、一切おしゃべりをしない。
  イ. 何か面白いものを見つけたら、サインでみんなに伝えます。
  ウ. 相手が匂いを嗅いだら、自分も嗅いでみる、というように、相手と同じように感じてみましょう
 ・ あらかじめ、どんなときにどんなサインをするかを決めます。
 ・ 1組ずつスタートして、全員がゴールできたら、うまく伝えることができたか、話してみましょう。
 ・ 時間があれば、もう一度同じコースを話をしながら歩いて、確認してみるといいですね。

 ※ リーダー自身がゲーム中に絶対にしゃべらないように注意しましょう。
   ひと言でも話してしまうと、とたんに子供たちもしゃべりはじめて、雰囲気が台無しになってしまいます。



小さなお子さんも楽しめるようなゲームをあげてみましたが、この他にもゲームはたくさんあります。
競い合うのではなく、ゲームを通して自然を「感じ」「体験」し、「分かち合う」ことが目的です。
親子で楽しみながら、自然に親しむのにピッタリだと思いませんか?


私がはじめてネイチャーゲームの初級指導員になるための講習を受けに行ったのは、かれこれ9年も前のこと。
当時私がやっていた、ガールスカウトでの活動の幅を広げるためでした。
2泊3日の講習期間中、ぎっしりつまった講義と実技の時間も とても楽しくてあっという間に終わってしまいました。
結婚したり引っ越したりして、すっかりそんな生活から離れてしまって、空白期間が数年・・・(^^;)
いつかまた 今度は子供たちと一緒にやれたらいいなあ、と思っています。


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