++準備++

かまどを作って、火をおこしておきましょう。
キャンプなどの野外炊事では 食事仕度がメインといっても過言でないほど、大事な仕事です。
私は 実家の亡くなったおじいちゃんの、年季の入った兵式飯盒(携帯し易いように腰にあたる部分をくぼませて、豆のような形になってる)を使っていました。

飯盒  
飯盒の中蓋はすりきりいっぱいが ちょうど2合です。(2〜4合炊けます)
飯盒の内側に線が2本付いていて、水加減の目安にします。下の線が2合、上の線が4合の場合です。

とぐ
米をとぐ時は、はじめにたっぷりの水を入れて手早くかき混ぜたら、すぐに水を捨てます。
次に少量の水を入れて、米粒をこすりあわせるようにして丁寧にとぎます。
(乱暴にすると米が割れてしまうので注意)
一度水を捨てたら、もう一度繰り返して水を入れます。

炊く
火加減は 「はじめチョロチョロなかパッパッ・・・」といわれますね。
しっかり火力があがるように、薪を十分燃やしましょう。(飯盒が火に包まれるくらい)
しばらくすると 蒸気があがってきます。蓋が浮いてしまうようなら、石などで重石をして中の圧力が逃げないようにします。
ここで中の水が吹きこぼれてきたら、少し火力を落とします。

棒などで飯盒に触れると、グツグツと沸騰している振動が伝わってきます。
このグツグツを感じなくなったら火からおろし、飯盒を逆さにして10分くらい蒸らしたら出来上がり
逆さにすると ご飯が底にこびりつくのを防げます。後片付けがラクですよ。

慣れないうちは、蒸らす前に蓋を取って中を確認してみましょう。
水が残っていればもう一度火にかけます。
芯米があるようなら、お湯か水を米飯の上の面まで入れて、すぐに火にかけます。
この時は、もう吹きこぼれてこないので焦げないように注意します。

※ 火にかける前に、飯盒の外側にクレンザーを少量の水で溶いた物(たれないくらいの固さ)を塗りつけておくと、ススで真っ黒になっても汚れを落としやすいです。
※ また、炊き上がったご飯は、全部各自の器に盛り付けて、飯盒に水を入れておくと洗い易いです。


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