悪霊がいっぱい!?      小野不由美 著


「十二国記」 を読んでからすっかりハマってしまいました、小野作品。
「悪霊シリーズ」第一作です。

主人公 谷山麻衣 の通っている高校の、旧校舎取り壊しにまつわるお話。
旧校舎を取り壊そうとすると、機械が壊れる、人が死ぬ、極め付けにお化けが出るというウワサ・・・・
そこで校長先生は、助けを求めて次々と霊能者をよんだ。

渋谷一也。麻衣曰く「顔はいいけど、性格は最悪」のゴーストハンター。
渋谷サイキックリサーチ社の若き所長。
麻衣がナルシストの「ナル」ちゃんと呼んだ事からそれが通称になってしまった。

滝川法生、通称「ぼーさん」。
もと高野山のお坊さん。でも、とてもそうは思えない外見をしている。

松崎綾子。巫女。同じく とてもそうは思えないケバイ外見。

原 真砂子。有名な霊媒師。
着物を着た、日本人形のようなひと。

ジョン・ブラウン。エクソシスト。
オーストラリアから来た、童顔のカトリック司祭。妙な関西弁をしゃべる。

そして、谷山麻衣。主人公。
ひょんなことから、ナルの助手である リンに怪我をさせてしまったため、かわりに助手としてこき使われるハメに陥った女子高生。

内容は・・・・・ネタバレになってしまうので、ここまで。
ホラーサスペンスだけど、麻衣の視点で語られるので、それほどおどろおどろしいことはなく、わりとさらっと読めると思います。

この本は絶版になっていて、現在なかなか手に入れにくくなってます。
私もずーっと読めずにいたんですが、今回オークションで落札することができて、念願がかないました。
「ゴーストハンター」として漫画化されているらしいですが、そっちは読んだ事ないのでよくわかりません。
このシリーズ、全て読めるようになるのはいつのことか・・・
講談社さん、なんとか復刊してくれないかなあ。けっこう人気、あると思うんだけどな。



  

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